介護漂流: 認知症事故と支えきれない家族
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あらすじ/作品情報
2007 年に名古屋で起きた認知症鉄道事故の裁判の経過を基に、老老介護、介護離職など在宅介護における厳しい現実と、「施設・病院から在宅へ」と掲げる社会福祉政策、介護保険制度の限界により負担が強いられる実態を詳らかにする。【主な目次】序 「在宅介護」が哭いている1 名古屋認知症鉄道事故裁判2 綱渡りな「在宅」3 「介護離職」は年間十万人4 生活圏イコール生活権5 漂流する介護6 ヘルパー日誌 単身化と「在宅介護」の現場から7 鼎談「無縁社会と介護」――石川由紀 藤原るか 山口道宏8 検証「介護の社会化」と「在宅介護」巻末資料――最高裁判決についての見解おわりに