幻の橋

作家名: 中山謙治
出版社: 文芸社
640ポイント
幻の橋
関連タグ

あらすじ/作品情報

親の愛を知らず、家庭の温もりも知らず、父親の顔さえ知らずに育った直樹が、冬の海に挑む。守りたい愛がある。辿り着きたい幸せがある。奪い取りたい栄光がある。心を青く燃やした天才ボクサーの氷の拳が、孤独という闇に炸裂する。戦いの荒野にしか生きられない宿命を恨むまい。飢えた狼のように奪い取るだけ。信じるものは自分の拳だけ。運命を切り開くために新たな挑戦が始まる。

同じ作者の作品

ページTOPへ戻る